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【遊戯王】ペンデュラムがクソゲーと言われるほどの”面白くない酷さ”は何故起きたのか考える。

 

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最近遊戯王のペンデュラムデッキが非常に猛威を振るっています。

というか振るっているのは実際ペンデュラムでもEMだけという印象ですが安値で作れるマジェスペクター。ストラクで登場した魔術師。そしてスキドレを投入できるクリフォートとペンデュラムデッキは今までさまざまな影響を生み、さまざまな利点・不満点を生み出してきました。

 

といいつつも今回のペンデュラムデッキは何故かクソゲーといわれることが非常に多くさまざまなデュエリストがペンデュラム時代を歩み地獄と思えるほどの1強時代を味わっています。

 

そういう意味では9期でのクリフォートやテラナイトなどのインフレしていた4すくみ時代が一番良かったんじゃないかなぁと思いますよ。本当。

 

でもペンデュラムデッキが何故クソゲーと言われているのも結構理由があるのでここで私の的外れの意見等をまとめてみたのでお暇なかたはどうぞ(笑)

 

 目次

■ なんだかんだで初期はバランスがとれてた時代もあった。

 

遊戯王で最初ペンデュラムがでてきた時は非常に弱いものでした。というのも最初にでてきたのは星読み・時読みの魔術師というカードが初だったような気がするんですがあのときは制約が非常に難しく使うことがなかったように見えます。

 

なぜならスケールの幅は大きいものの使うときのタイミングサーチがかなり難しいというエクシーズ時代の展開する際の制約がまだ非常に強かった為です。

 

そのおかげで最初のスタートはかなり遅い始まりになりました。しかもスケールにエースを張るのかという選択肢に関してもかなり重要な部分だったのでこの点でもマイナスにしかなりえません。エースはせっかくなんですから場に出したいでしょう(笑)

 

といいつつもその次のパックではクリフォートが登場したとおもうんですが、私はその世代あたりから復帰してかなりの強さを感じる結果になりました。

 

そして、今までのファンデッキではどうしてもエースはトリシューラに頼っていたりと純粋なデッキという部分では難しい場面が非常に大きかったのですが、クリフォートはそういうデッキの常識を覆していた感じもします。

 

今まで私の中ではとりあえず出しとけば勝てる系のカードってのはやっぱりあってそういうのをペンデュラムスケールに張ると出せない。のに強いというのは本当に衝撃的でした。

そういう意味では、エクストラデッキからクリフォート以外が出せないという制約が純粋にクリフォートを使っているという感覚が強く面白かった。

なおかつペンデュラムの特性故のエクストラから大量展開という手段が取れたので、クリフォートというテーマで戦っているなぁと言う実感があったためです。

 

専用サポートというか召喚師のスキルという点も重要で、通常モンスターゆえにという問題点をうまく潜り抜けているデッキが非常に今後多くなるきっかけでもありました。

最終的に優秀だったのは装備魔法とツールの存在。

 

 

ツールは800ポイントライフを払えばクリフォート関連のカードを手札に加えることが出来ます。

 

 

《クリフォート・ツール/Qliphort Scout》 

ペンデュラム・通常モンスター(準制限カード
星5/地属性/機械族/攻1000/守2800
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。
デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。
【モンスター情報】
システムをレプリカモードで起動する準備をしています...
C:¥sophia¥sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。
C:¥tierra¥qliphoth.exe の実行を許可しますか? <Y/N>...[Y]
システムを自律モードで起動します。

 

 

 

しかし、こういったカードは制約を持っています。先ほども言っていましたが、遊戯王の初期ペンデュラムカードは以下のような制約が非常にきつく汎用性にかけていました。見直すとこんな感じ。

  1. 自分は「特定のモンスター」しか出すことが出来ない。
  2. スケールがそろっていなければ出せる範囲が狭い。

 

は、クリフォートやセフィラでの召喚時の制約に似ています。

 

実際この制約は非常に難しくデッキ内に組み込むには純正のカテゴリーで組まざるを得ないというデメリットがありました。なので純正という部分でもメタが固定されており元ネタの性質上数多く出せないゆえにものすごく完結したテーマとして私は思っています。

 

ただアルカナEXのようなものを出してもいいなと思うんですが。

いつか物語の制約や話を超えて超越した存在がカテゴリ内で後だしされるかもしれません。真六武衆とかそういうの。

 

は、スケールの制約で星・時読みコンボみたいなカードが挙がります。といいつつもこういったカードは非常に少なくDD魔導賢者ケプラーのようにスケールがどんどん下がっているようなデメリットカードは場に出すほうが優秀な事が多いでしょう。

というような感じでペンデュラムカードはある程度の制約が1つのストーリーや、物語を思わせるような印象が強く非常に楽しいデッキが多かったです。

 

 確かにクリフォートやクリフォトをイメージさせるようなものでいろんなものが集まるとごっちゃごっちゃして大変ですしね(笑)ただ、このペンデュラムを見て分かるとおりペンデュラム自体に制約が強いので結果的に問題になったカードが非常に増えてしまいました。

 

 

■ 中期Pモンスターから効果が加速していくが・・・?

 

問題はイグナイトやEm(エンタメイジ)の登場から一気に制約が薄くなってきたことです。

 

マジェスペクターはその制約がない状態のデッキであり、さまざまなデッキに組み込まれるという事態も起きてしまいしまいます。

肝心のEmとかと組み合わせる能力や、メタを張れるメタビートデッキなのでペンデュラムという使いまわしが強力だと思い知らされるテーマでした。

 過去にこんな感じの文章を書いていました。マジェスペクターは除去ガジェに似た性能があるという話です。

その中で書いてあったことですが、確かに当時の私も結構制約が強いと感じていた文面がありました。

マジェスペクターは前述の通り、サーチに特化し尚且つ耐性も多いので如何に相手のカードを無効化し戦っていくのかという事を考えつつ戦うタイプのデッキで す。この罠や魔法を駆使しなければ弱いカテゴリーでモンスター単体では耐性がある分先頭には本当に弱いです。

 

という風に書いていますが、マジェスペクターの罠は基本的にリリースするカードの内容が書かれているので最終的にシンクロやエクシーズを使ってしまうとリリース出来ずに死に札になってしまいます。

 

強力なカードにもちゃんと穴があるんですね。

え?対象のモンスターが魔術師にもいるって?

 

イグナイトはその加速力とサーチのしやすさ。そして魔法という部分において王立魔法図書館とあわせてエグゾと一緒に入れるデッキが作られます。

こういうデッキの加速度は非常に目を見張るものがありましたが、イグナイトはデッキの完成度に加えてもコンボに特化しているのでエースがまだ定まっていないというテーマでもありました。

 

バニラを生かすという部分ではワイアーム程度しか無く、炎・戦士という部分をいかしてもローズくらいしかチューナーがいません。

次に出るメタルフォーゼはこのデメリットをうまく生かしている出来なのでたぶんイグナイトの派生デッキとして有名になるでしょう。

炎のペンデュラムって言い方はかっこいいですけど、コンボ系に特化している良いデッキが多い気がします。

 問題は次のEmにあります。

 

エンタメイジは、当時発売されていた主人公のデッキと合わさってしまい展開がものすごいまずい事になってしまいました。

 

ヒグルミもエンタメイジだけで組めば非常に強力なデッキになったはずなのに、ペンデュラム特有の縛りの薄さがこういう事態になってしまいました。

 

 

ただ、環境を見ればわかるんですが別にEmが悪いというわけではなくEmだけで組んでいるとこのヒグルミは非常に使える良いカードでした。当時はプトレも無かったのですが、3体そろうというかなり強い構成を初手で作れるようになったのでショックルーラーなどのカードが軒並み禁止になっています。

 

しかし、この部分から見てもヒグルミとか竜騎士などの強すぎるというよりメリットが合わさってるゆえに起きている事態だと私は思いました。よく見てみたらカテゴリー的に見ているとちゃんと抜け穴があるんですが、クリフォートツールのようなカードがいつの間にか

 

無制限でなおかつ破壊されても利点のある出張カード

 

が出揃ってしまい、ペンデュラムが非常に強くなっただけという印象です、なのでカテゴリーだけで組んでみるとちょうど良いくらいの性能で非常に楽しいデッキばかりだと思ってます。

 

ついでに言うとEMが強いせいで他のペンデュラムデッキは安いままですし安価で組むという部分ではかなり貢献していると思います。

 

ただ、環境に合わせているデッキのほうでメタが組まれるので最終的にチート並みの性能を持っているペンデュラムしか環境に残れないのが問題なのかもしれません。

 

最終的に様々なデッキがペンデュラムで活躍しても竜騎士EMしか残っていないのがその例だと思ってます。

まぁ、メタはEMと対処が同じなのが悪いですがなんか最終的には1回は破壊されないとかいうオレイカルコスの結界の魔法バージョンが出てきて・・・なんて事にはならないですよね?お願いしますよ?本当・・・。

 

 

■ Pモンスターは【ペンデュラムモンスター】というカテゴリーとして扱うので強い。

という訳でここまで色々見てきたんですが、一部のペンデュラムカードが悪さをしているだけでなんだかんだで遊戯王のカードではペンデュラムは良調整だったと思います。

 

特にセフィラは非常に良いデッキだと思っていて、全てのデッキの潤滑油にあり純正でも組めるという利点を全て引き継いでなおかつ環境に残るまで強くないという中々にバランスが取れたデッキだと思ってます。しかし、一時期ペンデュラムで強いのがクリフォートしかいなかったので他を一斉に強化したせいでこういう事態になったんでしょう。

プトレマイオスもそうですが、インフレと言う部類がどの部分まですれば良いのか分からずに2015年は無制限から禁止というカードが増えすぎてカード自体作らなければ良かったのにという問題も多すぎてペンデュラムがどれほど遊戯王の環境を壊しているのかが明白になってしまいました。

 

実際ペンデュラムデッキは今カテゴリーでペンデュラムで全て混ぜれると言うのが恐いと思っています。

 

汎用性という部分では今までシンクロから加速していると思うんですが、シンクロはチューナーを組み込むと言う事故率を踏まえると今の環境から見るにそこまで怖くありません。エクシーズも、汎用性が挙がっても15枚と言う制約が仇になってしまい全て入れれるわけではないので大丈夫でした。しかし、ペンデュラムの殆どはモンスター枠のところなので更にその性能を加速させることになります。

 

なので今までファンデッキだった部類のデッキと差が異様に開いてしまいました。ですが一方で強化されているデッキも多く格差をつめれるのは強化待ちという悲しい結果が待っている事に。セイクリッドの強化とか(笑)ですし、ヴォルカニックは超絶強くなったし・・・。

 

遊戯王は唯一マナカーブと言う法則がないので今後もしかしたらこういったシステムが覆るときにはそういったシステムを導入するときがくるのかもしれません。

 

 

ペンデュラムもそういう意味では制約を強くして個々人が活躍できるデッキが増えればいなぁと思います。せっかくメタが多いのに出すだけでアドってのはもう勘弁して欲しいところですね・・・。

 

それではノシ