【遊戯王効果考察】《インフェルニティガン》再録！制限カードとしてインフェルニティデッキでは氷結界の龍トリシューラと大活躍したカード！！

20th アニバーサリーパック2nd waveに《インフェルニティガン》が再録！という事で色々と考察してみた。

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という訳で今回の話題は20th アニバーサリーパック2nd waveより再録された《インフェルニティガン》についての話題です。

この《インフェルニティガン》に関しては

お前これを語れというのか・・・という悪夢を引き起こしたカードで、過去に恐ろしい事案を生み出してしまったカードと言えます。

当時【インフェルニティ】と言えば、　遊戯王ファイブディーズ STARDUST ACCELERATOR - WORLD CHAMPIONSHIP 2009というゲームの付録について来たカード。

そのときにはまぁ記念のカードかなぁと思いきやまさかの強化カードが登場し、カードキングダムさんもとい様々な遊戯王動画やカードゲーム業界がざわついた驚異的なカードでありました。

DUEL TERMINAL －破滅の邪龍ウロボロス！！－にて再録されたので一時期ではありましたが当時は資産ゲーとも言える程悪夢を引きおこしたカードでしたね。

何故かと言えば、ゲームの付録が3枚必須カードと化した上に当時このゲームソフトは販売されて無かったというかそれ以前にカードが1枚4000円を越えるということをしでかした驚異的なデッキとも言えました。

一方でこの後にかの悪魔竜《氷結界の竜トリシューラ》が登場し、これらを3枚持っておく＝4000×6なんていう馬鹿げた話が身内でも盛りあがったネタとして語り継がれたのだった・・・という歴史があります。ウロボロスでのインフェルニティ再録祭りから考えるとこのトリシューラの因縁があｔったのは間違いありません(笑)

そんな悪夢を引き起こした《インフェルニティ・ガン》がまさかの再録。

と言いつつも当時ほど強いという訳ではないので、今回は昔を振り返りつつ考えて以降と思います。

【収録カード】2月11日（土）発売『20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE』に「インフェルニティガン」が収録！
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2017年1月20日

遊戯王英語版プレイマット 2010 WCS-Q インフェルニティ・デストロイヤー & ネクロマンサー & デーモン

■　《インフェルニティ・ガン》についてのおさらい。

中古遊戯王/ノーマル/THE SHINING DARKNESS(TSHD)TSHD-JP048 [N] ：インフェルニティガン

《インフェルニティガン/Infernity Launcher》
永続魔法（制限カード）
(1)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「インフェルニティ」モンスター１体を墓地へ送る。
(2)：魔法＆罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、
自分の墓地の「インフェルニティ」モンスターを２体まで対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果は自分の手札が０枚の場合に発動と処理ができる。

この《インフェルニティガン》の効果は(1)：１ターンに１度、自分メインフェイズに手札から「インフェルニティ」モンスター１体を墓地へ送るという効果に加えて、２の効果による魔法＆罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の「インフェルニティ」モンスターを２体まで対象としてモンスターを特殊召喚するという効果を発動する事が出来ます。

この効果は自分の手札が０枚の場合に発動と処理ができるという特異な効果は当時使用していた鬼柳京介 (キリュウキョウスケ)の言葉と合わせてハンドレスコンボなんて言われてましたね。

あの時代ではまず手札が０というのはホワイトシーフもびっくりな効果なのですが、それを逆手に様々なコンボが生まれました。特に手札が０と言いつつも手札をセットすれば良いわけで、その効果を使い様々な【インフェルニティ】カードを展開していきます。一応逆転の切り札として、《インフェルニティ・デーモン》をトップで引ければそのままインフェルニティデッキとしての動きが出来るのも特徴。

相手が何を引くかでも大きく動きを左右するカードとして優秀なデッキでしたね。

また何と言っても個人的に好きだったのが《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》から《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》へ繋げて《インフェルニティガン》に繋げるコンボ。《インフェルニティ・デーモン》は手札が０枚の時にサーチが出来るので上手い様に効果を使うと綺麗に効果を回す事が出来ます。

その後《インフェルニティガン》につなげればそのまま手札が０枚なので好きなように回す事が出来ますよ～。

《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》
効果モンスター
星４/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1)：手札が０枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード１枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が０枚の場合に発動と処理ができる。

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《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》
効果モンスター
星３/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が０枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
１ターンに１度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター１体を選択して特殊召喚できる。

当時、THE SHINING DARKNESSでインフェルニティと名のつくカードが大量に登場してしまったのも大きな点で、一気にサポートが増えたのが大変な事態になったのは言うまでもありません(笑)

TSHD-JP012 《インフェルニティ・ミラージュ》
TSHD-JP013 《インフェルニティ・リローダー》
TSHD-JP014 《インフェルニティ・ビートル》
TSHD-JP015 《インフェルニティ・リベンジャー》

特に《インフェルニティガン》が制限カードになる前は、あろう事かサーチした《インフェルニティガン》でインフェルニティを展開。

その時に《インフェルニティ・デーモン》を挟む事でまた新しい《インフェルニティガン》がサーチ出来るというまさに悪夢。

連発だぁー！と言わんばかりに３回のループが可能を起こした盤面の最後には手札が３枚除外されてしまった挙句、フィールドも対象を取らない除去が巻き起こり、盤面には打点が2700という3回通ればライフが全て消し飛ぶ《氷結界の龍トリシューラ》が3枚も出てくるという問題を起こしてしまったのです。

勿論、このコンボが登場した際には様々な問題を引き起こしていたのは事実。10/09/01の制限改訂で《インフェルニティガン》が制限カードとなったので今は平穏な日常を過ごせているのでした。

ちなみにこの《インフェルニティガン》が全ての元凶という訳でも無いらしく、2014年にはコレクターズパック－伝説の決闘者編－にて登場した《ソウル・チャージ》で一気に世界大会へ足を進める等非常に【インフェルニティ】というデッキの強さを感じされる時代だったという部分を過ごしていた人は多かったのではないでしょうか？

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・・・と言いつつもフリーでも今は十二獣のせいであれかもしれませんが、守備に関しても優秀で闇チューナーであれば出せる煉獄龍オーガ・ドラグーン等が結構追い風だった気がします。

実際《インフェルニティガン》が出てから満足民という人達が登場したというのもあり、様々なデッキビルダーの腕をならせたデッキというのを忘れてはいけません。

《煉獄龍オーガ・ドラグーン/Void Ogre Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
闇属性チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分の手札が０枚の場合、１ターンに１度、
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

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《ラヴァルバル・チェイン》と《ダイガスタ・エメラル》とのループが懐かしいインフェルニティデッキは今後どうなる？

とそんな中で実は遊戯王界隈では様々なカードを闇に葬ったカードとしても知られています。《ラヴァルバル・チェイン》と《ダイガスタ・エメラル》はカードを使い回すという点で非常に強く、手札０枚で《インフェルニティ・バリア》の存在から【リローダーパーミッション】というカードも登場。

現在チェインは禁止であり、これらのカードも踏まえて強力だった時代を振り返るというのもちょっとアリかもしれませんね。

《ラヴァルバル・チェイン/Lavalval Chain》
エクシーズ・効果モンスター（禁止カード）
ランク４/炎属性/海竜族/攻1800/守1000
レベル４モンスター×２
(1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除き、
以下の効果から１つを選択して発動できる。
●デッキからカード１枚を選んで墓地へ送る。
●デッキからモンスター１体を選んでデッキの一番上に置く。