【遊戯王】サイドデッキに《タイフーン》を採用。【真竜】【トリックスター】等の対策カードに使える。

《タイフーン/Typhoon》
通常罠
相手フィールドに魔法・罠カードが２枚以上存在し、
自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードの発動は手札からもできる。
(1)：フィールドの表側表示の魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

遊戯王でEXTRA PACK 2015で登場したカードで既に数年前になるんですが、現在このタイフーンがサイドデッキに採用される可能性がぐっと上がっている印象をうけます。

■　見た目はただの手札から発動できるサイクロンだけど・・・。
■　先行相手ターンでの妨害に使える１枚。

■　見た目はただの手札から発動できるサイクロンだけど・・・。

このカードは言ってしまえばサイクロンの下位互換のようなカードになっており、表側表示の魔法罠を破壊するカードですが、注目されている理由はきっと『【真竜】等の対策案』としてサイドに入っている可能性があるという懸念がされています。

ちなみにここ最近の３０日の優勝デッキサイドを見ていくと《激流葬》や《激流葬》や《スキルドレイン》のサイド採用率位投入されており、実質安価で入手できるメタカードとして《PSYフレーム》と同時に人気になるかもしれません。

参考資料

サイドデッキ - ランキング - 遊戯王☆カード検索

条件が強いこのタイフーンですが、手札からも発動できる点が優秀なのでしょうか。

■　先行相手ターンでの妨害に使える１枚。

最近やっぱりですが手札誘発という意味で採用を考えるときにサーチ＋除去としてのカードを採用する印象は確かにありました。

この場合、【真竜】デッキの場合は【クリッター真竜】や普通の初動の際に《ドラゴニックD》発動時にそのまま【真竜】の永続魔法等を張って《真竜拳士ダイナマイトＫ》を召喚しようと思った時にちょうど《タイフーン》の効果で先に発動時にチェーンを使って破壊してしまうといった芸当が可能になった事で器用な事が出来るようになったのは間違いありません。

《真竜の継承》や《真竜の使徒》などに合わせて打てるので悪用されずに１・１交換をすることが出来ます。

相手フィールドに魔法・罠カードが２枚以上存在する条件は意外と満たしやすく、また昨今では永続罠等を積んでいる十二獣のカードに合わせてのチェーンや、面白いところでは【トリックスター】の《悪夢の拷問部屋》発動時に《トリックスター・ライトステージ》を発動しているとこの時点で相手の先行ですがカードを破壊してバーンを凌ぎやすくもなっていてこっちの面でも好都合。