藤木遊作のメインモンスターがついに登場しにぎわせている《ファイアウォール・ドラゴン》。実はコイツ、実際はリンク4という壮大なモンスター素材条件。
そして《デコード・トーカー》と同じような制圧効果を備えている感じの効果でガチに近い効果を内臓しているという結構優秀なモンスターだったんですよ。
というわけで今回は《ファイアウォール・ドラゴン》が効果判明したので考察したいと思います。
■ 《ファイア・ウォール・ドラゴン》についておさらい。
COTD-JP043
ファイアウォール・ドラゴン
光属性/サイバース族/リンクモンスター/ATK 2500/LINK-4
モンスター2体以上
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
藤木遊作のエースモンスターということで今回登場したカードですが効果として非常に強いバウンス効果及びリンク先のモンスターが戦闘で破壊されたり墓地に送られたら手札からモンスターを出せるという意味が分からない効果を内蔵しています。
元々遊戯王に関してまじめなキャラは大抵ガチの効果を持つカードが多い傾向があり、藤木遊作も例外ではありません。
今回相手ターンでもバウンス出来るという効果があり出たときの印象という感じでは《スターダスト・ドラゴン》と同じ衝撃があるのではないか?とも思いました。
一応このカードの特徴としてリンク4という普通では出せないだろうという効果の多さがあるものの効果としては出しても損が無いような調整に仕上がっています。
ただしこのカードを活かすためにはただ出すだけでは意味がありません。というのも、この《ファイアウォール・ドラゴン》の効果はマーカー先のカードの数に依存するためある程度コンボを前提にしなければならないからです(´・ω・`)
その点を今回は考察していこうと思います。
《ファイアウォール・ドラゴン》の効果その1・・・相手ターン発動可のバウンス効果。
《十二獣ドランシア》禁止とは一体・・・。
遊戯王の10期ではふさわしい効果の詰め込みセットです。
《ファイアウォール・ドラゴン》の効果は表側表示で存在するときに一度だけという新しいテキスト効果が登場しました。一応現状ではこういった相手ターンに干渉するカードの存在は多々あるものの、対象に取れるバウンス効果は優秀であると言っても良いでしょう。
しかし自分のメインフェイズにこの効果を使った場合・・・相手ターンでは何も出来ない棒立ちモンスターと化してしまいます。
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
なのでそんな雑魚モンスターになってはいけないので、ここでは表側表示で存在するということをリセットするカードをたくさん入れてしまいましょう。
例えば、《RAMクラウダー》は、こういった問題に関してはかなり優秀でモンスターをリリースした後に《ファイアウォール・ドラゴン》を場に出す事が出来ます。この場合表側表示でいる事では無い上にエクストラモンスターゾーン(EXモンスターゾーン)ががら空きになるという点もあり非常にコンボが組みやすくなってますね。
《RAMラムクラウダー》
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1800/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
現状ではこれ以外にも《リビングデッドの呼び声》だったり、《死者蘇生》だったりと蘇生カードを使えば問題はありません。この点は一度フィールドから離す必要があるものの・・・現状ではそこまで気にしなくてもよさそうです。
これに関しては恐らくですが、スターターデッキ2017(ST17)とかみ合わせるためのものに見えました。
実際《ファイアウォール・ドラゴン》の効果が便利すぎるのはありますが、一回しか使えないので後攻の場合相手のモンスターを破壊しつつ返さなければなりません。この際には打点を強化出来る《デコード・トーカー》で相手のモンスターを破壊しつつ・・・ってあれ。
これスターターデッキの話題でも良いんじゃないか(笑)
《ファイアウォール・ドラゴン》の効果その2・・・リンク先のモンスター破壊時に・・・?
また、《ファイアウォール・ドラゴン》の効果はもうひとつありリンク先のモンスターの効果が破壊されると何故か手札からモンスターを特殊召喚できるという効果があります。
この効果に関しては墓地へ送られても発動するので実質コストとして送っても何でも良いので連鎖的にモンスターを大量に場に出せるような効果になっているっぽい。
②:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
例えばスケープゴートから《ファイアウォール・ドラゴン》を出した後、シンクロ召喚(S召喚)等を行えば即座に手札からモンスターを出すことが出来るので一気に盤面を制圧できる可能性が。
またコイツの効果にはレベル制限が無いので、手札から大型モンスターも出すことが出来るのも大きな特徴。《青眼の白龍》のような大型モンスターも簡単に出せてしまうのでかなり扱いやすいカードと言えるでしょう。
一方で戦闘でも破壊されている際に手札からモンスターを出せるので。《妖精伝姫-シラユキ》のような召喚時効果を多様する事も出来ます。
召喚された時の効果や、特殊召喚された場合という効果を相手ターンで使うことが出来るので帝のような相手ターン中の阻害をこのカードで行えるようになったのはかなりうれしい事かもしれませんね。
一応このカード効果はかなり優秀なものの、耐性を持っていないので他のサイバース族の効果を駆使して戦うのが主な戦い方なのでしょう。
■ 《ファイアウォール・ドラゴン》の効果を駆使してデッキを組むには?
A スケープ・ゴートを3枚入れてください。
という感じになります(笑)
中古遊戯王/ウルトラレア/リミテッドエディション3L3-06 [UR] : スケープ・ゴート
というのは若干さすがにだめなのである程度出し方について研究してみました。
まずサイバース族だけで出す場合《サイバース・ガジェット》&先行で出せるカードで出すことが出来ます。
1 まずは先行で出せるカードを用意します。この場合《フォトン・スラッシャー》《サイバー・ドラゴン》 等で大丈夫です。
2 《サイバース・ガジェット》の効果で墓地の《ビットロン》等を蘇生。その後2体のモンスターで《ハニーボット》を出しましょう。
3 《サイバース・ガジェット》の効果で、トークンが出てくるので、これでリンクモンスターを出すための素材がそろうので《ファイアウォール・ドラゴン》をリンク召喚(L召喚)出来るぞ!!
今回の《ファイアウォール・ドラゴン》のモンスター条件はかなり緩く非常に簡単すぎるので何かしら今後リンク召喚(L召喚)に関しては、制約が来る可能性があるかもしれませんね。
一応サイバース族に関してのコンボが前提だと思うのでサイバース族の考察まとめというのを作ってみました。今後はサイバース族を中心に考察する場合ここに乗せておこうと思います。
⇒【サイバース族 考察まとめ】遊戯王の新種族 サイバースデッキについて考える【日記】 - 中古 買い物で得する人生~”ぶらりネット下車の旅”
⇒サイバース族 カテゴリーの記事一覧 - 遊戯王とTCG考察劇場@まい。
今後リンク召喚(L召喚)に関しては恐らく《ファイアウォール・ドラゴン》の召喚条件が星8のスタンダードの召喚条件になる感じになりそうですね。
■ 《ファイアウォール・ドラゴン》の進化先は果たして・・・!
みんなセキュリティは忘れずに!
と言いたい名前になってますが、この名前が今後どうなるかは気になります。元々ファイアウォールってセキュリティの名前なので、セキュリティの定番の名称だったりサイバー的な名前が特徴な感じになっている感じでしょうか。
最近では仮面ライダーもエグゼイドネットというかゲーム的な要素が多かったり実は今おもちゃカテゴリーはサイバー的なものが主役に!
今後《ファイアウォール・ドラゴン》に関してはデッキ構築もとい回し方を考察していこうと思いますよ~!
それではノシ
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コード・オブ・ザ・デュエリストの収録カード考察についてはこっちで色々と考察しています。