中古 買い物で得する人生~”ぶらりネット下車の旅”

遊戯王&デュエルマスターズのTCG考察他、遊戯王おすすめデッキ&買うべきシリーズ等の考察等をグタグタ行っているtcg準研究サイトです。

 

【遊戯王 ABCデッキ 環境・優勝デッキ考察と回し方@まい。】海馬モンスターズは再び舞い戻るのか。起動効果と、新マスタールールでのデッキ戦術は。【週刊 環境デッキを追うvol19】

 

f:id:hukusyunyu:20170413194554p:plain

【サーキット・ブレイク(CIBR)】の収録カードの価格・既存のカード等をチェック!

新規カテゴリー。

ヴァレット】【オルターガイスト】【クローラー】【メタファイズ

既存カテゴリーの強化。

トリックスター】【剛鬼】【星遺物】【水精鱗】【炎王】【幻獣機】 

 

【最新カテゴリーの価格を見てみる】

⇒【サブテラー】

⇒【SPIRAL】

⇒【ヴェンデッド】

⇒【 F.A.】

遊戯王 ABC 環境デッキと優勝デッキ考察。そして回し方を解説する記事です。

 

2017年夏。【ブラック・マジシャン】が大会優勝情報の呟きを聞いてから、即座に【ABC】の入賞もあり、遊戯王はまさに群雄割拠な時代となっています。

 

【ABC】デッキは、機械族モンスターやサポートカードを大量に投入する事で制圧布陣を立てれることから2016年の夏では非常に強力なデッキとして登場していたのを思い出します。

 

しかしら遅れて【十二獣】等の出現と制限により一気に環境から遠ざかりました。

 

一種のインフレを行なった上で

更にインフレを起こすという暗黒時代が彼を制限へと追いやったのです。

 

なんでや!ABC関係ないやろ!

と言いつつも、当時は強力なデッキだったのであまり反感はなかったですけどね(´・ω・`)

 

しかし、10期に伴って《ユニオン格納庫》が制限解除。

故にまた使いやすいデッキになったかなーという期待もあり、輝いていた【ABC】デッキを見つつ現在のマスタールールではどう戦えるのかを見ていきたいと思ったのでした。

 

 

 

まず【ABC】デッキってどういうデッキだったのか。

 


遊戯王OCG ABC-ドラゴン・バスター ウルトラレア SDKS-JP041-UR

 

【ABC】デッキとは20周年の記念で、海馬瀬戸が使っていた【XYZ】というユニオン・機械族のカテゴリーが新しくリメイクして登場。

墓地から特定のカードを除外して大型を出せたり、フィールドから特定のカードを除外することで5体合体を目指すことの出来るロマンあふれるデッキです。

最終的にABC-ドラゴン・バスター》と《XYZ-ドラゴン・キャノン》が合体して、《AtoZ-ドラゴン・バスターキャノン》になるというコンセプト。

ですが、環境デッキの対応として新規カードの【ABC】のみを使い、他を機械族のカードで生めることで、《ABC-ドラゴン・バスター》と合わせての制圧布陣を立てるのが主な特徴となっています。

 

 《フォトン・スラッシャー》や《銀河戦士》等のカードを合わせてレベル4エクシーズを行なったり、ランク5の【ノヴァインフェンティ】を立てるコンボと合わせて『A-アサルト・コア》《B-バスター・ドレイク》《C-クラッシュ・ワイバーン》墓地に送る事をメインとしたコンボデッキ』を活かしたものになってるんですよねー。 

これらのカードを含めた起動効果のコンボによって、このデッキは成り立っているのかと当時から考えさせられるデッキでした。勿論各種召喚方法によっても扱い方を工夫すると更に戦いやすいコンボもあります。

 

例えば、エクシーズ召喚を行なう場合では、《武神帝-ツクヨミ》や《ギアギガントX》等のモンスターを召喚するときに素材として落として墓地に3体の【ABC】を揃えてしまえば良くて、「破壊されても後続が飛んでくる」状況を作ることが出来ます。

また、今後【十二獣真竜】の低迷によりサイドデッキに《増殖するG》の存在がちらつく事もありそうですが、チェーンに乗らない特殊召喚が多いのもポイント。

そしてマスタールールが改正される前では効果無効カードと共に盤面を完成できる理想のデッキだったのです。地味に『光属性とレベル4・機械族』モンスターである事も大きく、環境デッキ足りうるものは持っていたのかもしれません。

■ 現在の【ABC】デッキについて。

しかし、今回のマスタールールで、EXモンスターゾーンという存在が足を引っ張ってしまい、モンスターを大量に出す手段が出来ず「完全に相手を封じ込める盤面」を組みづらくなっていました。

バハムート・シャーク》と《餅カエル》のように複数での『EXデッキでの展開が出来ない』カードが多いので、今回のABCもその前例に当たってしまうのでは?と思っていたのです。しかし、【ABC】は単体で完結している大型が多い上に除去できる効果が多く、『1体でもEXモンスターゾーンからモンスターを出せれば、盤面をひっくり返せる効果が多い』ので中堅デッキとしても、まだまだ戦えるデッキでもあります。

 

更に今回はモンスターをリリースされるとモンスター効果が聞かない《真竜剣皇マスターP》もいないので、安定する1・1交換の大型モンスターを出せるという面は現環境ではちょっと追い風なのかもしれません(´・ω・`)

 

じゃあ現状の【ABC】デッキは《灰流うらら》等を含めて、手札誘発に気をつけて回すだけと思っていたのですが、1つ大きな変更点があります。それが『《デコード・トーカー》の採用』です。

このカードが登場は、『事実上ABCの各種パーツを墓地に送りやすいコンボが登場』する事と同じで《武神帝-ツクヨミ》等のEXモンスターゾーンにいると邪魔だなぁと感じる時に、《A-アサルト・コア》《B-バスター・ドレイク》《C-クラッシュ・ワイバーン》を同時に素材にすると、フィールドから墓地に送れるので各種墓地に送られた効果を発動する事が出来ます。

 

また、面白い点として、《A-アサルト・コア》《B-バスター・ドレイク》《C-クラッシュ・ワイバーン》を相手のエンドフェイズ時に《ABC-ドラゴン・バスター》の効果で分解してフィールドに出す事が出来ます。

 

この時に自分のターンに回ってくれば素材が3枚揃っている事になるので、《デコード・トーカー》を出す事も出来ますし、サーチやサルベージなど各種効果を使いきってから動くことが出来るようになりました。

今後《ヴァレルロード・ドラゴン》等を出すキッカケになりますし、前回紹介した【拮抗勝負を発動させる為の壁】としても有効な手段として行なえるのは便利だなぁと思ったり(´・ω・`)やっぱりですが、制限になるだけのパワーカードを除いてもこういった部分があるのは大きいですね。

 

 

 

続く・・・。