・今日の感想。
RRって結構強化が来てからというものの、色々値段が高いものって多かったんですよ。
RRフォース・ストリクスとかもそうですが、ジャンプの限定品カードばかりで、今回一気に安くて作れそうなデッキに変わりそうですよね!ちょっと楽しみです。
ブースターSP「ウィング・レイダーズ」がもうすぐ発売ですが、その中には今までのRRに加えて新規のRRなど結構再録枠がすごい事になってました!
というかあれですよね。
鳥獣族って再録枠に恵まれすぎ
ですよね(笑)
BFの時もそうですが、やっぱり闇と鳥のシナジーは強いのでしょうか。じゃあこの調子で八汰烏も禁止解除ですかry(無言の腹パン)
RRも安値で作れるようになるというなら話は別!今回はRRデッキの回し方や出来構築についての考察を色々していきたいと思います。
■ RRレイドラプターズって実際はどんなデッキ?
RRは闇属性と鳥獣族という部分はBF(ブラックフェザー)と同じ特徴があるのですが、動き方やメタに関しては全く違う感じを受けます。BFもRRも召喚を起点にしているという点では同じですが、サーチやメタ特化にはRR。打点や単体での強さはBFに軍配があがるでしょう。なので、手札事故が起きると結構グダグダな展開になることも。
・例を挙げるとBFでの必須カード疾風のゲイルは単体で2550まで(有名どころで言えばヴェルズ・オピオンなど)の打点を超えることが出来ますが、RRでは単体でそこまでの火力を出すことは出来ません。(RR-インペイル・レイニアスで守備にして倒すなどの突破口もあります。)
ですが、RRのサーチや展開力は非常に優秀でその単体性能の打点を補っており、特殊召喚メタという部分も場合によっては相手に刺さるものもあります。そして、持久力もBFよりは上かと個人的には感じます。
カードの効果を見ても前々分からない!どう回すの?と思ったら、とりあえずサーチしてランク4を作れるんだ程度でも最初は大丈夫だと思うんだけどなぁ。
・特に鳥獣族という事で入れているだけで使いやすいゴッドバードアタック、相手ターンにも発動が出来るRUM-レヴォリューション・フォースは他のカテゴリーとは違い、とりあえず守備表示で立てるフォースストリクスのサクリファイス・エスケープやリリース要因を効果的に使いやすいデッキでも有効です。
伏せているだけで破戒されても使用してもアドバンテージがあるRR-レディネスも利点の1つ。要するにRRの伏せカードは全て厄介なものが多く、相手が罠を発動するのを待つしか無いと言うプレッシャーを非常に与えてくるのです。
ワンキル打点を一回でも防いでくれるカードがあるだけでも安心感と、フィールドでは戦闘破壊にも貢献してくれてRRは、防御範囲の一部を除いて頼もしいカードであふれているのです。
また、闇属性を主体としているので、エフェクト・ヴェーラーや聖鳥クレインなどの光属性を入れるとカオス構築が可能になったり、コケこっこを入れるとレベル7のシンクロが出来る様になったりも構築に幅があるのはいいですよね。
■ RRの簡単な回し方と考察
RRは初動がものすごく大切なデッキです。鳥獣族の大きな特徴の1つが召喚を起点にすることなのかという位召喚を成功させるのが大切です。
故に召喚や展開時に激流葬や奈落の落とし穴などをやられてしまうと非常に辛いのですが、その部分を乗り越える事ができれば展開で一気に召喚時のアドも返せるようになります。
○ その1 まず、確実にアドバンテージを稼ぐ。
RRでは、第一に初動でRR-バニシング・レイニアスやRR-トリビュート・レイニアスを中心に展開して一気にランク4を立ててアドを稼いでいきます。
この2枚はRRの核で、序盤の展開に必須な動きを1枚でやってくれるカードです。ちょっと見ていこうと思います。
《RR-バニシング・レイニアス/Raidraptor - Vanishing Lanius》
効果モンスター 星4/闇属性/鳥獣族/攻1300/守1600 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの 自分メインフェイズに1度だけ発動できる。 手札からレベル4以下の「RR」モンスター1体を特殊召喚する。
《RR-バニシング・レイニアス》は、召喚時と特殊召喚時に手札から1度だけRRを特殊召喚出来る様になるという効果があります。なので、どんなRRでも場に出せることが出来るので、ランク4を即座に立て直す事が出来るのです。
RRは個々のステータスが良いというわけではないので、必ずランク4やシンクロに繋げないとジリ貧になってしまうという欠点を補えるカードですね。このカードを引けるかどうかで事故率がかなり変わってきます。
それと、奈落の落とし穴などの汎用性が高い除外罠をすり抜ける為に、RRネストでの再利用が非常にやりやすく持久戦にも持ち込めたりもするので、決して低い打点がマイナスという事はありません。
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RR-トリビュート・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守 400 「RR-トリビュート・レイニアス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「RR」カード1枚を墓地へ送る。 (2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したターンの自分メインフェイズ2に発動できる。 デッキから「RUM」速攻魔法カード1枚を手札に加える。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「RR」モンスターしか特殊召喚できない。
RR-トリビュート・レイニアスは、戦闘破壊でRUMを持ってくるというのも優秀なのですがこのカードはRRの中でも攻撃力が高いカードでもあります。なので、単体の下級モンスターではこのトリビュート・レイニアスを出して戦うことになるかと思います。
・近年でのRRでは、このRR-トリビュート・レイニアスが必須だと言われています。理由がミミクリー・レイニアスを墓地に送ることが出来るカードでもあるからでしょう。①の効果であるデッキからRRを墓地に送るという効果でミミクリーを落とすと、そのターンミミクリー・レイニアスは除外するとデッキからRRをサーチすることが出来ます。 《RR-トリビュート・レイニアス》を召喚し効果で《RR-ミミクリー・レイニアス》墓地送りにするコンボは非常に強力です。
《RR-ミミクリー・レイニアス/Raidraptor - Mimicry Lanius》 効果モンスター 星4/闇属性/鳥獣族/攻1100/守1900 「RR-ミミクリー・レイニアス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。 自分フィールドの全ての「RR」モンスターのレベルを1つ上げる。 (2):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「RR-ミミクリー・レイニアス」以外の「RR」カード1枚を手札に加える。
このようにRR(レイドラプターズ)は、個々の能力の殆どがサーチに特化しているので手札を最小限の数で展開できるのが強み。
もし道中で除外や罠を打たれた場合は、サクリファイス・エスケープをすることも出来ます。鳥獣族では耳にタコが出来るくらいのゴッドバード・アタックで相手のカードもついでに割ればそれだけで活路が見出せることもあります。
○ その2 確実にランク4エクシーズモンスターを展開する。
ここまでの展開を元に一気にランク4を立てていきます。RRでは、ランク4でRR-フォース・ストリクスというカードがあり好きなRRを手札に加える事ができます。
エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/鳥獣族/攻 100/守2000 レベル4モンスター×2 (1):このカードの攻撃力・守備力は、 このカード以外の自分フィールドの鳥獣族モンスターの数×500アップする。 (2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。
フォース・ストリクスは打点自体がないものの、防御力は2000と高いため展開の布陣としては上々なカードでもあります。何故2000がいいのかという答えに関しては攻撃力が2000以上のモンスターを出すためには、特殊召喚を介さないといけないと言う点です。
○ その3 特殊召喚されたモンスターを各個撃破!
特殊召喚されたモンスターに対しては、RRは打点の低さを補えるものが多く存在します。
まず、レベル4を3体用意するのが難点ですが、《RR-ライズ・ファルコン》は相手の特殊召喚されたモンスターの攻撃力分を上げて攻撃できるのはかの邪神アバターを彷彿とさせる能力。しかもエンドフェイズに攻撃力が戻るわけでもないので、いかに相手のモンスターを利用できるかが勝負ですね。
打点が高いとか能力が高いもの=特殊召喚というものが多いので、この特殊召喚したモンスターを対処しやすいのもRRの特徴です。
《RR-ライズ・ファルコン》
エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/鳥獣族/攻 100/守2000 鳥獣族レベル4モンスター×3 (1):このカードは特殊召喚された相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。 (2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。 このカードの攻撃力は、対象のモンスターの攻撃力分アップする。
他にも《RUM-レヴォリューション・フォース》というカードがあるのですが、こちらは相手のモンスターを利用してエクシーズ召喚できるという優れもの。
《No.101 S・H・Ark Knight》・《鳥銃士カステル》・《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》といったエクシーズ素材を2個使うモンスターなどを相手が使ってきたらそのモンスターをエクシーズ素材として、こちらの場に《RR-ブレイズ・ファルコン》を展開することも出来ます。逆に相手がそういったモンスターを使用しない場合でもレベル5×2という縛りはミミクリー・レイニアスを使えばそう辛いものでもありません。
また、打点によるカバーは資産的な問題にもよりますが、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を使って強引に突破する事も出来ます。ランク4で優秀なものが出てくれば来るほどRRは強化されることもあるかもしれません。今後レベル4×3という部類は出てくる可能性があれば一考したいですね。
■ RRの弱点とは。
もちろん、RRにも弱点があります。
それは、展開の阻害と打開策が乏しいこと。
ここで、BFと比較すると分かるのですがゲイルやカルートと言った戦闘補助が少ない故に、ライオウなどの召喚するタイプの阻害カードに対して対策するカードの種類が少ないのが浮き彫りになってきます。
単体での耐性は無い上に火力も無いためライオウなどの1900打点の突破が非常に難しく、RR以外のカードで突破するしか他にありません。マイナーなものと言えばコアキメイル・ドラゴなど。闇と光の特殊召喚をさせないカードで尚且つ1900の攻撃力を突破するのは非常に辛かったのを覚えています。
また、破壊耐性の魔王龍 ベエルゼは脅威そのものであり戦闘破壊や、効果破戒を受け付けないカードが出てきたら本当に詰みます。逆にこの部分をどうにかする為に対策カードに強制脱出装置を入れたくなるほどで、近年はレベル8シンクロが中心ではないからいいものの、これが中心になってきたら警戒しておきたいカードの1つかもしれません。
例 魔王龍ベエルぜやエルシャドール・シェキナーガなどは辛いですね・・・。
他に弱点があるとすれば展開した後の大量破壊カードの存在でしょう。RRではある程度の展開が重要ですが、ランク4のフォース・ストリクスなどを出す前に激流葬などで破壊されてしまうと途端に後続を出すのが辛くなってしまいます。また、フォース・ストリクスが出せたとしても、ブレイクスルー・スキルなんて打たれようものなら普通の硬い鳥になってしまいます。
最近はRUMや様々なカードが追加された事によりこういった弱点は改善されつつありますから今後に期待ですね。
■ トリッキーな動きとプレイヤーの個性が生かせる良テーマ!
RRは今後の展開にもよりますが、鳥獣族でサーチやエクシーズでのランクアップを中心にしたテーマであることが重要でしたが、ハーピィ・ハーピストやスワローズネストなど従来の鳥獣族と若干のシナジーがある故に構築にもお金を投じれば投じうるほど答えてくれる珍しいテーマデッキであるともいえます。
ウィング・レイダーズでは様々なRRが再録ということなので1度見てみてはいかがでしょうか?私もちょっと今回のRRの収録にはココロオドルものがありますよ!
ちょっとRRを見直して見るかなぁ・・・。
と、この段階で文字数が5000文字を超えてパソコンが重くなりすぎたので今回はここまで笑
それではノシ
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