サイバース族は一体どんなデッキ構築が出来る? 色々と考察してみた。
スターターデッキ2017(ST17) デッキにおいて新種族であるサイバース族が今回明らかになりました。現在では第10期から登場する25番目の新種族の扱いを受けてはいるものの新種族がどのようなデッキが組めるかは非常に謎のまま。
今回はそんなサイバース族のデッキとサイバース族について色々と見ていこうと思います。
- サイバース族は一体どんなデッキ構築が出来る? 色々と考察してみた。
- ■ サイバース族とは。
- 《ビットロン》・・・単純明快にして通常モンスター!
- 《ドラコネット》・・・《ビットロン》を出して戦うサイバース族の期待の星。
- 《リンクスレイヤー》・・・世界に切り込め!10期に対応した強さが売り!内蔵サイクロンは伊達じゃない
- 《RAMクラウダー》・・・蘇生に加えて位置を調整する便利な羊!準アタッカーとしても活躍!
- 《サイバース・ウィザード》 ・・・相手を指定して守備表示に。
- 《サイバース・ガジェット》・・・召喚時蘇生&トークン生成のすごいやつ。
- 《サイバース・ガジェット》の効果考察その①:召喚時蘇生効果。
- ランチャー・コマンダー
- サルベージェント・ドライバー
- スリーストライク・バリア
- サイバース族のリンクモンスター一覧
- 《ファイアウォール・ドラゴン》・・・藤木遊作の切り札第一弾!表側表示に一発逆転のバウンス効果を叩き込め!!!
- 《デコード・トーカー》・・・対象に取らせない効果と共に活躍!2300打点のエースモンスターだ!!
- 《リンク・スパイダー》・・・直列回路は伊達じゃない!通常モンスターを糧に生まれるサイバースリンク1モンスター。
- 《ハニーボット》・・・《リンク・スパイダー》と一緒にどうぞ。戦闘耐性で盤面を守りぬくぞ!
- ■ サイバース族の未来が結構やばい件について。
- ■ 関連商品
■ サイバース族とは。
属するカードの傾向としては、「サイバー」を名に含んでいることもあってかコンピューター・電脳の雰囲気を持つものが多い。
種族名・カード名共に機械族と髣髴とさせるものが多いが、モンスターの容姿は魔法使い族や獣族に分類されそうなものもあり多種多様である。
遊戯王では新シリーズである藤木遊作が使うであろうカードが多く収録されているのですが、今までアニメと共に新種族という形で登場するというのは初でした。
こういった部分は遊戯王に置いて初代位しか無かったと思います。(勿論カードが始めて作られたので魔法使い族では始めてになりますからね(笑))という部分でまい。の考察ブログにて様々な会話を交えつつ考察を行っていたのですが、結果としてモンスターを展開するという効果をもっているカードが多い印象です。
そりゃあ、勿論そうしないと《デコード・トーカー》は出せないですからね(笑)
《ビットロン》・・・単純明快にして通常モンスター!
《ビットロン》
通常モンスター
レベル2/ 地属性/ サイバース族 ATK200/ DEF2000
《ビットロン》はレベル2の通常モンスターではありますが、こういう系のモンスターは大抵悪用されるのが世の常ではあります。
というのも《ビットロン》自体はサイバース族なのでサポートカードでは《リンク・スパイダー》や《ハニー・ボット》のリンク召喚(L召喚)に繋げる事が出来るのですが、《地獄の暴走召喚》で双方を出した後にそのリンク召喚(L召喚)先のモンスター2体を墓地に送れば
《デコード・トーカー》まで出せるという結果に繋がります。
こういったモンスターとして出すというコンボが《ドラコネット》などで出来る以上非常に注目されるカードかもしれませんね。
《ドラコネット》・・・《ビットロン》を出して戦うサイバース族の期待の星。
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。 手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
次にその《ビットロン》をどう出すのか?という疑問に対して《ドラコネット》が挙げられるというわけです。
《ドラコネット》ではその《ビットロン》を出すという事が出来るので実質このカードと《ビットロン》を合わせて使うというのが主な動きかたになります。なので基本的にはこの2枚はセットとして考えると良いかもですね。
《サイバー・ドラゴン》や《銀河戦士》等は勿論。そのためのサポートカードとして扱うようで兎に角盤面に効果モンスターを3体並べるのが主な回しかたになりそうです。
しかし、サイバース族のモンスターは主にリンク召喚(L召喚)だけで無く、通常モンスターでは《ギャラクシー・サーペント》に繋いで・・・という基本戦術はそのままで戦えるのはかなり大きいかなーと。
でも通常モンスターしか出せなくても・・・《ハニーボット》を出すには十分なものでありその点に関しても今後考察したいものではあります。
《リンクスレイヤー》・・・世界に切り込め!10期に対応した強さが売り!内蔵サイクロンは伊達じゃない
《リンクスレイヤー》
効果モンスター
星5/地属性/サイバース族/攻2000/守 600
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、
捨てた数だけフィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
そしてきっとこのスターターデッキ2017(ST17) で高価になる可能性を秘めているのがこのカードです。
元々場に出せるカードとしてはゴウフウなどの存在がありますが・・・今回はその中で《ジェット・シンクロン》や《グロー・アップ・バルブ》等を捨てて盤面を作り上げるというコンボが出来るようになりました。
惜しいところはこのカードがサイバース族なので《戦士の生還》等を使えないんですよね。それが出来れば完璧だったのに(´・ω・`)
《ジェット・シンクロン》や《グロー・アップ・バルブ》などのカードを墓地に送りつつ魔法罠を安全に破壊することが出来ます。
こういった基本的な動きが出来るのは実質こういったパワーカードがある事が挙げられますが今回のサイバース族のコンボとして何か使うかもしれませんし、元々ランク5としてデッキを組む際にも使えます。光属性ではありませんが地属性は年々強化カードが多いので実はかなり期待をしているカードです。
《RAMクラウダー》・・・蘇生に加えて位置を調整する便利な羊!準アタッカーとしても活躍!
《RAMクラウダー》
レベル4/ 光属性/ サイバース族/ ATK1800/ DEF1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター1体をリリースし、自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
《RAMクラウダー》は蘇生カードですが、EXモンスターゾーンのカードを入れ替えるという戦術を含めて非常に強力な準アタッカーという立ち回りが出来ます。
多分【EM】では《EMヘイタイガー》と同じ立場のような感じになっていくようなイメージがありますね。特にペンデュラム召喚が大きく弱体化した今、位置を移動させるカードという意味合いでは大きな意味がありそうかな感じがしますがなんせこのカードの効果はペンデュラム召喚等を使わないと行けないというジレンマが凄い(笑)
また召喚権を使わないといけないので、実は《ドラコネット》とやる事が殆ど被っているのが問題点でしょうか?
《サイバース・ウィザード》 ・・・相手を指定して守備表示に。
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1800/守 800
(1):1ターンに1度、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
この効果で守備表示にしたターン、自分のモンスターは対象のモンスターしか攻撃できず、
自分のサイバース族モンスターが対象の守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
かなり誓約がきつくて使いづらいモンスターの一枚。相手が一枚しか出ていないのであれば問題は無いけど実際はそんな事は無いので、《ミストボディ》等を装備して攻撃し続ける等の工夫しかありません。
それ以外で活用しようにも方法が無いので現状ではサイバース族で真っ先にデッキから外される候補の一枚でしょう(´・ω・`)でも、守備表示にしているという戦闘には強い点は評価したいですね。
《サイバース・ガジェット》・・・召喚時蘇生&トークン生成のすごいやつ。
《サイバース・ガジェット》
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/ATK 1400/DEF 300
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「ガジェット・トークン」(サイバース族・光属性・レベル2・攻守0)1体を特殊召喚する。
レベル4のサイバース族といえばそれまでなのですが、このカードの大きな点として《ジャンク・シンクロン》の効果を踏襲したような効果に加えて、墓地に送られたときに《ドッペル・ウォリアー》に近い効果を持っている優秀なカードです。
なのでこのカードは実際リンク召還に使うというよりかはシンクロにも使えるというまさに万能カードと言える性能でしょう。
はっきりいうと効果が何でも使えてしまうという怖さがあり、現状ではシンクロ召喚とリンク召喚は同じく墓地に送るという効果は相性がよさそうな片鱗を持っている感じがしますね。
実質効果としては今までのカードの効果を丸々投入しているような効果で、今後のリンク召喚に関して更なるインフレを感じるカードという印象を感じました。
《サイバース・ガジェット》の効果考察その①:召喚時蘇生効果。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
効果としては守備表示限定&効果無効として蘇生させる効果を持っている優秀な効果です。現状では、《サイバース・ガジェット》に関してのコンボとしていろいろとまい。の考察日記にて書いてきましたが、ものの見事にこれが相性が良すぎるのが問題になりそうです。
ランチャー・コマンダー
星4/地属性/サイバース族/攻1700/守1200
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドのサイバース族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドのサイバース族モンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
サルベージェント・ドライバー
星6/光属性/サイバース族/攻2200/守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドのサイバース族リンクモンスターが相手によって破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:手札から魔法カード1枚を捨て、自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
スリーストライク・バリア
通常罠
①:相手フィールドのカードが3枚のみの場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
●このターン、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
●このターン、自分のモンスターが相手に戦闘ダメージを与える度に、その数値分だけ自分のLPを回復する。
サイバース族のリンクモンスター一覧
《ファイアウォール・ドラゴン》・・・藤木遊作の切り札第一弾!表側表示に一発逆転のバウンス効果を叩き込め!!!
COTD-JP043
ファイアウォール・ドラゴン
光属性/サイバース族/リンクモンスター/ATK 2500/LINK-4
モンスター2体以上
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
藤木遊作のエースモンスターということで今回登場したカードですが効果として非常に強いバウンス効果及びリンク先のモンスターが戦闘で破壊されたり墓地に送られたら手札からモンスターを出せるという意味が分からない効果を内蔵しています。
元々遊戯王に関してまじめなキャラは大抵ガチの効果を持つカードが多い傾向があり、藤木遊作も例外ではありません。
今回相手ターンでもバウンス出来るという効果があり出たときの効果を《RAMクラウダー》や《死者蘇生》等で入れ替えつつ戦うのが主流になりそうですね。
《デコード・トーカー》・・・対象に取らせない効果と共に活躍!2300打点のエースモンスターだ!!
《デコード・トーカー》
リンクモンスター
闇属性/ サイバース族/ ATK 2300 LINK-3 上/左下/右下
効果モンスター2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
②:自分フィールドのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
今回藤木遊作のエースモンスターにして制圧効果を備えている珍しいモンスターです。一応効果としては欠点も抱えていたりしてリンクマーカーを上に設定されている以上今後効果が強いモンスターはマーカーが多く付くというのが決定してしまいました。
こういったシステムに関しては遊戯王は結構欠点になる可能性が大きくなるんじゃないかという懸念があるんですよね。特にEXモンスターゾーンが1つしかないと言う事を前提に遊戯王の環境が大きく動くというのが結構明白なので今後遊戯王では、召喚権等を踏まえてしまえばメタが張りづらくなる・・・というジレンマがあります。
勿論フィールドのカードを対象にとるカードに関してメタは張れますが、打点で負ければ意味が無いので実は対象に取れないメタを使いつつ攻撃するにはモンスターのリンク先も強いモンスターである上でなければならないのでモンスターを最低でも1ターンに5枚以上出すくらい出来ないと駄目というのが目に見えているのは若干不安材料かなと。
かと言いつつも例えばフィールド魔法を守りつつ展開出来るのはこのカード特有の利点かもしれません。
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《リンク・スパイダー》・・・直列回路は伊達じゃない!通常モンスターを糧に生まれるサイバースリンク1モンスター。
《リンク・スパイダー》
リンクモンスター
地属性/ サイバース族/ ATK 1000 LINK-1 下
通常モンスター1体
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。
今回の《ビットロン》を効果モンスターに変える事が出来る事が出来るのでサイバース族ではかなり重要なカードになります。特に《ドラコネット》に関して盤面にだしておけばその時点でサイバース族を2体場に揃えられるほかに通常モンスターを手札から出せるので通常モンスターメインデッキでも使えるのが大きな点でしょう。
ただし手札で通常モンスターが固まるデッキは恐獣の鼓動で登場している《メガロスマッシャーX》が採用されている通常モンスターデッキに入れておいたとしても打点は1000と交換するには惜しく、《リンク・スパイダー》を2体並べても直列つなぎしか出来ないためEXモンスターゾーンを圧迫するという結果になりかねません。
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恐らくですが、《リンク・スパイダー》で通常モンスターを効果モンスターにするというのが一番の役割と言えそうです。
コレをメインにするのであれば・・・という問題を引き起こしているのが《ハニーボット》というカードの存在だったのでした(´・ω・`)
《ハニーボット》・・・《リンク・スパイダー》と一緒にどうぞ。戦闘耐性で盤面を守りぬくぞ!
《ハニーボット》
リンクモンスター
光属性/ サイバース族/ ATK 1900 LINK-2 左/右
サイバース族モンスター2体
①:このカードのリンク先のモンスターは効果の対象にならず、戦闘では破壊されない。
この《ハニーボット》はモンスターを戦闘では破壊されないという効果を持っているので最悪《ハニーボット》と《リンク・スパイダー》を整える事がスターターデッキ2017(ST17) の動きの一つなのですが多分この2枚を利用して《デコード・トーカー》を出すのが最終的な役割なのでは・・・?
■ サイバース族の未来が結構やばい件について。
昔では【サイキック族】が登場するという事はありつつもこれらのカードはあまり主人公である遊星は使って無かったし、有名というよりかどこかのおじさんが使っているレベルでしたが新種族=現在新しいシステムを導入する為のキーカードを多く含んでいるというのは間違いなさそうです。
《メンタルマスター》とかはそのタイプですが、意外なカードがというよりは新種族に関しては新ルールに強いのはいうまでもありません。
特にリンク召喚(L召喚)に関してのテーマは主にモンスターを並べるという感じのシステムなので《ドラコネット》辺りは主人公らしい使いやすいテーマだから《地獄の暴走召喚》等のカードで補えばサポートカードが無くとも戦える印象を受けました。
アークファイブでも登場している新種族【幻竜族】に関しても実際はカードの種類が多く様々なプレイヤーを困惑させました。こういった問題は多々抱えてはいますがドンドン遊戯王も新種族のインフレをさしていくというのが見えているのでサイバース族も壊れカードが出るのは間違い無いでしょう。
ただそういった中でも全く見向きもされない種族もいますし・・・と思うのですが実際は藤木遊作という主人公が使う&新種族というのは今までの遊戯王を変えたいという気持ちもあるからかもしれません。
恐らくですが新種族はきっとリンク召喚(L召喚)がしやすくなるカードのはず。出来ればそのシステムを踏まえつつ新しい環境に望んでみたいと思います。
それではノシ