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同族感染ウイルスが帰ってきたお陰で、とあるデッキが息を吹き返す。

 

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禁止カードから遂に帰ってきた《同族感染ウィルス》。様々なデッキがインフレしている中で遂に制限復帰したカードではありますが・・・果たして今の環境でどこまで戦うことが出来るのでしょうか。

 

このカードの歴史は、かなり業が深いものでした。

2003年の01/01に制限カードに設定され、その3年後の2006/03/01に禁止カードに指定されたのですが、この当時から『手札コストによる全体破壊』の恐怖は変わらなかったと言えます。

 

また、その代替案から登場した《スナイプストーカー》も制限カードに指定される時代が在りましたが、今は《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発も登場。更にいえば様々な誘発効果による破壊が強力になってきた時代である事から、禁止から復帰しても問題ないという扱いになったのでしょう。

 

戻ってきたタイミングも皮肉な話で、同じように1ターンに一回という制限がない〔SPYRAL〕の存在も有る事ですから、あまり脅威ではないと判断したとも言えます。手札コストで除去をするという意味ではシナジーが全くないという訳では無かったんですけどね・・・。

 

 

という中で復帰した《同族感染ウィルス》の運命は果たしてどうなのでしょうか。

と言うか強いのか(´・ω・`)?

 

除去できるのはターン制限無し。しかし、召喚権を使うのが最大の問題。

個人的にこのカードが危惧されていた理由は除去もあると思うんですが、召喚権をすっ飛ばせるペンデュラム召喚での活躍も背景にあった気がします。

元々このカードのデメリットは今だからこそ言える『召喚権を使う事』で、それを行なわない召喚方法が環境を取っているのはいささか怖い事でもありました。後何が怖いって、このカードの属性です。

 

水属性のレベル4・・・つまり《バハムート・シャーク》からの《餅カエル》が狙えたという事も忘れてはいけない事実です。こういった属性からの優遇もあり、かなり厄介な存在だと公式が考えたのも無理は無いかなーと。

 

そして、その後に考えられたのが墓地コストの増加。


幻影騎士とかもそうですが、これらのカードのコストとして発動出来るカードがいる以上怖いと考えたのか・・・。現状では召喚する位から環境にメタを張れるカードがあると考えていく方が良いような気がします。

例えば、《システムダウン》とか。

 

 

個人的には海皇水精鱗で使いたいカード。

では、《同族感染ウィルス》の使い道はどこなのかというと、水属性である点を活かせる

水精鱗

なのでは無いかと思っています。

 

元々【水精鱗】に関しては、現在も中堅を彷徨う良カテゴリー。水属性での効果のコストとして切られると効果を発揮する《海皇の竜騎隊》や《海皇子 ネプトアビス》から大型モンスターをサーチし、《氷霊神ムーラングレイス》の墓地調整も出来るというかなり優秀なモンスターになってくれます。

 

 

勿論ガチでという訳ではありませんが、筆者はこのカードの代わりで《コアキメイル・アイス》を入れてましたし、かなり嬉しい復帰でした(笑)*1

 

■ 個人的には評価したいカードですが、環境デッキに必須になるのかという部分で考えると。

しかし、現状こういったカードが高騰し、値上がりしたっていう情報も当たり前すぎてつまらないので、環境デッキに採用が出来るのか慎重に考えたいと思います。

今の環境は主にSPYRALデッキですが、肝心なSPYRALデッキにこのカードを入れる枠はかなり厳しいかなという印象でした。例えば、例え《SPYRAL-ダンディ》共に召喚しランク4が作れるカードと言えども、メインカードである《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》をリンク召喚する為にはSPYRALというカードで無ければなりません。

また、《SPYRAL-ジーニアス》から《機械複製術》を展開する際の召喚権も使ってしまいます。一応メインの動きとして面白いのは、《SPYRAL-ダンディ》+《SPYRAL GEAR-ドローン》で破壊しつつもダンディを回収できる動きが出来ますが、そこまで必須なのかという面も謎だったり。

 

と、様々な考察が出来る面白いカードではあるのですが、攻撃力が1600である事からサルベージも範囲外とちょっとかゆい所に手が届かないカードでもありました。

 

でも、さすが昔のカード。

懐かしいセットがありますねー。楽天市場はたまにこういうのがあるので好きです(´・ω・`) 

 

 

*1:ただし、ルール状使えるかは聞いてないんで使えないかも?