【遊戯王】不遇なカテゴリーと種族たち。～岩石族は本当に不遇なのか編～ - 中古　買い物で得する人生～”ぶらりネット下車の旅”

最近なんとなく考えていた遊戯王における不遇テーマって何なんだろうっていう話題がたまに出てくる今日この頃ですが、やっぱり岩石族って結構不遇なんですよ。

実際この種族って何があるのかと考えてみても実はコアキメイルとかジェムナイトの一部だけで実際デッキカテゴリーも、メガロック・ドラゴンやガイアプレートなどの単体を主軸にしているメタビートか悪魔を混合させているダークガイアしかありません。

一応コアキメイルが岩石族で、それっぽいメタビでは活躍しますがいまいちぱっとしないのが不遇感が満載です。エクゾードも守備力が４０００ありますが、反転しないと１０００バーンを与えられないってそれ何年前の環境ですか？と言いたくなるカードで、せめてレベル１０なら活躍する機会もあるのになぁと思ってました。

ただ、ジェムナイトの岩石族は普通に強いというかイラストアドというか、なんというかメダロットのペッパーキャットを思い出すというか、ニッチな趣味を作ってしまうという・・・(はっきり言わない人)。

ラピスラズリこと、ラピスとラズリーはそういう意味では非常にうれしいカードでしたよね。そういう意味では岩石族の名を轟かせた良カードという風潮でしたが、トラミッドの登場もあり、ちょっと岩石族のことについてちょっと書いてみようと思いました。

(というかラピスラズリデッキも安く作れるし、中々面白いデッキだしあまり不遇じゃない感じもしますが・・・。)

というかそこまで不遇だったかな？岩石族って？

■　岩石族は”おしい”優秀なカードが多い。

岩石族ってじゃあものすごく不遇なのかという点については非常に間違いだといいたい点も多く、初期ではオピオン対策としてジェムナイト・パールが活躍していた等実は遊戯王でたまに環境の中でたまに出てきています。

ただそれが種族的な意味で悪用されないという意味合いも含んでる気がして非常に複雑なんですが、まぁその点はいいかな・・・と笑

実はスタンダードデッキなカテゴリーに縛られていないデッキではかなり岩石族のカードは優秀だったりします。いわば出張的な意味ではかなり活躍していました。

単純に戦闘破壊で大嵐を発動させるギガンデスは、地属性を含めてのデッキで活躍できますし打点も１９００と優秀です。ただ単にカテゴリーデッキ以外での活躍でも期待出来るので、普通に活躍できたりもします。

一方で、伏せカードにはメタモルポッドというかなり重要なリバースカードの存在や伝説の柔術家のような戦闘メタも存在します。実は４年前くらいなら普通に遊べるデッキでは優秀だったのです。しかし、昨今のメタ環境や一気に加速した環境の中では非常に向かい風であまり環境にいるところを見ません。

特に墓地にカードが送られて強くなるカードが多いのにメタモルポッドを使う気にはなれないでしょう。

ドラゴンや悪魔族だから強い！という訳ではなくてカテゴリーとして強いデッキが組めないからという点に行き着きそうです。ジェムナイトも強いですし、混ぜればなんとかなりますが

「うわ！あの岩石族かよ！！岩石コンボやめてー棒」

って言う創造ができないのも欠点なのかも知れません。だって、岩石族だぜ！？あのジェムナイトパールが！っていう会話はオピオンの時に聞き飽きましたしもうそういう突破方法はライトニングでとか言われちゃうんでしょ？悲しいなぁ・・・。

■　案外面白い効果を持つカードも

とか言ってますが、実は岩石族もガン伏せ環境になりさえすれば強いですし中々面白いカードがそろっています。

●　ブロックゴーレム

ブロックゴーレムというカードで、墓地に地属性しかいない時に、墓地からモンスターを２体出せるのです。増殖するGも確か地属性なので岩石族でデッキを組む際には一考したいカードの１つ。

実はノーマルなのでそこまで高くありません。ペンデュラム系統のデッキではない場合は採用を考えたいところです。

●　フォッシル・ダイナパキケファロ

また、同時に特殊召喚を封じることの出来るカードでは《フォッシル・ダイナパキケファロ》が挙げられることもあります。

これは、同胞の絆で展開することも出来るカードで、中々メタするにはちょうどいいカードかもしれません。ブロックゴーレムでコイツを２体出せば・・・ってそういうときには既に負けている事もありますが、特殊召喚を封じたいと思う人には一応オススメしたいカードかもしれません。

ただライオウより打点がかなり低いんですよね・・・攻撃力１２００って。

当時は非常にメタカードとして有用でしたが今ではマジェスペクターなど一部低攻撃力モンスターで戦うデッキや、大型をとりあえず出すデッキではかなり苦労するカードとも言えるでしょう。

●　グランモール

２世代前の私の救世主。戦闘をするだけで相手のエースを戻せるカード。

対象を取らない

らしいので、相手次第ではかなり突破しやすくなる可能性も秘めています。最近の環境では見ませんが身内環境では結構優秀だったりするので今後日の目を浴びるかもしれ・・・ませんね(汗)。

ペンデュラム召喚が最近ではあるので召喚権を使わなくて出せるので非常に有用です。ハマれば強いですが、環境の高速化には耐え切れてないですね。もしかするとブロックゴーレムからグランモール２体蘇生で一気に手札アドを稼ぐって戦法も一度はやってみたいものです。

■　エースが活躍できない高速環境の波とネタにされない悲しさ。

しかしながら昨今の遊戯王はカテゴリー名称が強いのでどうしても岩石族ってネタにされないカードが多いんです。なので不遇って言われたら岩石族ってグーグル検索に乗ってしまうんですよ！そんなぁ！

昔は爬虫類族が不遇とか言われてましたが、ヴェノミナーガは出せば強いですしなにより出してもロマンがあります。特殊勝利というロマンは誰にも勝てません。一方でエグゾードはある意味バーンで勝利するためにロックや１０００バーンでとりあえず勝利という部分はガガガガンマンに似たしらけ具合が残るデッキでもあったりして。

という意味では出した瞬間にアドを取るカードが欲しいところ。

せめて星４まででアドを取るデッキが出てきたら活躍のチャンスですよ！ただエキスプレスロイドのような感じでブロック・ゴーレムが使えれたら、ワンチャンありそうです！