中古 買い物で得する人生~”ぶらりネット下車の旅”

遊戯王&デュエルマスターズのTCG考察他、遊戯王おすすめデッキ&買うべきシリーズ等の考察等をグタグタ行っているtcg準研究サイトです。

 

【遊戯王】久しぶりに遊戯王に戻って感じたこと。【復帰勢】

 

f:id:hukusyunyu:20170413194554p:plain

【サーキット・ブレイク(CIBR)】の収録カードの価格・既存のカード等をチェック!

新規カテゴリー。

ヴァレット】【オルターガイスト】【クローラー】【メタファイズ

既存カテゴリーの強化。

トリックスター】【剛鬼】【星遺物】【水精鱗】【炎王】【幻獣機】 

 

【最新カテゴリーの価格を見てみる】

⇒【サブテラー】

⇒【SPIRAL】

⇒【ヴェンデッド】

⇒【 F.A.】

 

友人が遊戯王をやっているらしいので、久しぶりに復帰してみることにした。自分の世代は初代勢の人なのだがアニメを少し見ていたので多少は分かっていた。だが、この環境の変わりようはすごいと感じた。


こういうのをまとめながら作業をしてみると最近の遊戯王は本当にインフレが進みすぎていて分からない。数千円するカードがいつの間にか20円になってたりと驚きを隠せないし、一時期最悪の環境があったらしく虫環境や征竜環境などデッキの中でも1強が続く時代もあったという。しかし、現在ではいい環境なのか様々なデッキが優勝していることもある。ただ、近年のインフレカード群なのだが、どうやら環境だけは普通のようだ。

 ちなみに自分はファーニマルデッキが好みだった。大抵デッキの中身はこの4枚で結構回せるので個人的には安く組めて楽しい。


【遊戯王】ファーニマルデッキの特長と回し方【ファーニマル】 - NAVER まとめ

また上記のイラストといい可愛い動物(一枚除く)が魅力的なファーニマルだが強さ的に言うとガチでは無いらしい(ワンキルばかりだが、一回ミスってしまうと弱い)。

話を戻すと、遊戯王は先ほども言った通り征竜は発売当時2000前後で売られていた超レアカードだった。このカードを基にしたデッキが常に1位で大問題を起こしていたのだが、そのせいで数々の問題を引き起こしてしまった。

遊戯王を久しぶりに復帰した筆者が目にした光景とは。

 さて、まず筆者が目にした驚きの光景は

1 数々のとばっちりの制限カード化

2 値段が高いカードが一気に数十円

である。これは後に黒歴史になるのかもしれないが、この時点で遊戯王を辞めていった人も多いのではないだろうか?実質、今の環境はそれに比べると非常に優秀な環境だったといえる。さらに安価なカードのデッキでも十分な強さがあり、遊戯王製作者サイドも勉強したんだろうなと分かる。いわゆる復帰勢を取り入れようと必死なのだ。現在ではブラックマジシャンやブルーアイズなど様々なデッキが誕生している。

 

がそれのせいで金額の落差が激しいゲームとなってしまった。

 

例えば征竜。このカードはドラゴン族レベル7という部類で非常に強力なカードだった。捨てても効果発動するし、除外してもサーチするという意味☆不明なカードなのだが、このカードの反映からデッキの中心も次々と制限にかかるようになる。

 

 

 

僕はあの征竜環境にいなくて良かったのかもしれないと思う人なのだが、逆に資産ゲーと言われたあの時代はとある時代の【mtg】を髣髴とさせる時代だったのかもしれない。遊戯王やトレーディングカードゲーム自体、最終的な目標は大会の優勝と言う人も多いのであって、負けるだけではつまらないという人も多いのも事実だろう。

現状、遊戯王でもそれが明確に分かれていて、ファンデッキとガチデッキの双方に分かれていることが多い。(逆にファンデッキで戦う人も多いのだが)大会では常に本気で挑む人が多いのは事実だけど、ファンデッキで挑む人もいる。それが現在のカードゲームのスタイルだ。

ただこういうゲームは人のつながりが無いと急に面白みが無くなる。≪友人≫や≪カードゲーム仲間≫というのがいなくなるとなぜこんなカードごときに金をかけているのかと感じるときもあるだろう。集団に入ることが出来ないとこのゲームは意味を成さない。1人遊びも出来るが、本質は対人戦。相手がいることで初めて成立するゲームな分人が多いとその分楽しい。最近はその部分をオンラインで埋めている感じがあるが、そういったオンラインでは環境が著しく悪い。ぼっちな人間にはつらい代物だ。

僕は常に孤独というのがいやで群れを成すのだが、ニートや最近ではSNEPという人が増えている現状こういったシステムは非常にありがたいと思う。カードゲームはお金の無駄という人もいるが、オンラインで繋がるソーシャルゲームより現実で繋がる楽しさを教えてくれるのもまたTCGだった。(言い訳をするが、決してソーシャルが劣っているわけではない。オフ会や様々な形での交流は大きい)こういった現実社会での趣味のつながりを持つというのは非常に大きいことだ。近年ではレッテルを貼る人間が異様に増えており、勝ち組や格差社会を煽る人間がいるがこういう世界では1つの勝負で決まる。資産はある程度必要かもしれないが、まるで≪セカンドライフ≫のような世界で戦えるのは江戸時代の丁半バクチのようなもう一つの世界が形成されている。すごく言い方が悪いのは分かっているが、そういった遊び場の提供はすごく似ているような気がした。

(実質ギャンブルで遊ぶ人もいるが違法である。気をつけるように)

 いい歳した大人がという言葉もあるが、僕らが子供時代のものが現在で流れている以上、様々なものが大きく変わっている様な気がする。アニメやオタクは一般化し、絵や映像技術は比較できないほど向上しているためデジタル部門を全然見ない人は今やいないに等しい。さらに、それを批判する人が全然いなくなった。上司やお金持ちの人だってアニメを見て楽しむ時代だ。こんな社会の中ではTCG界もいい時代になったなと感じている。

それに今のカードゲームは皮肉にも資産が無いとまともに戦うことも出来ない。ネットが情報を提供してくれる以上、どんな娯楽も格差社会のおままごとに近い何かを感じる。だからこそコミュニケーションを取る練習には非常に良いことだったと当時高校生だった自分は感じている。

出来れば、一人でいるなら、こういう小さな格差社会から入ってみるのはどうだろうか?何事もきっかけがあれば・・・という人にはショップ大会なら数人の集まりしかない。そうやって少しでもつながりが持てればいいなと僕は思う。